【レポート】セブン-イレブン：昨年わずか1週間で約570万本を突破したゴンチャ監修「貢茶黒糖烏龍ミルクティー」リニューアル&新フレーバー登場　7月1日より発売

ゴンチャ監修の「貢茶黒糖烏龍ミルクティー」、「貢茶阿里山烏龍マンゴーティーエード」イメージ

キリンビバレッジは7月1日より、セブン-イレブンの全国店舗にて、台湾発のティーカフェ「ゴンチャ」監修の「貢茶黒糖烏龍ミルクティー」および「貢茶阿里山烏龍マンゴーティーエード」を発売する。価格はいずれも400ミリリットル・税抜き希望小売価格178円。今回は発売に先立ち、メディア向けに「貢茶ペットボトル飲料新商品発表&アレンジ体験会」が行われた。

昨年よりキリンビバレッジとゴンチャが提携し、ゴンチャ初のペットボトル飲料「貢茶黒糖烏龍ミルクティー」を販売。同商品は当初想定した2ヵ月分の販売本数の約570万本を初週で達成し、期間全体（約6ヵ月間）では2,200万本を突破した人気ぶりである（いずれも2商品の合計）。

SNSではセブン-イレブンで一緒に購入できるスイーツと掛け合わせたアレンジ方法が広がり、若い世代で話題となった。今回は同商品のリニューアルに加え、新作の「貢茶阿里山烏龍マンゴーティーエード」を発売する。

ドリンクのリニューアルとともに、パッケージデザインも刷新。ゴンチャのブランドカラーであるゴンチャレッドを採用したキャップで、一目で同ブランドだと伝わるデザインに仕上げた。

「貢茶黒糖烏龍ミルクティー」はリニューアルで烏龍茶の風味の再設計、黒糖の香ばしさの追及、ミルクティーのコクへのこだわりを見直し、よりゴンチャらしい味わいに進化させた。中でも中国福建省産の烏龍茶の風味にこだわったという。烏龍茶の渋みと苦みが出ないように意識しつつ、中国福建省産の茶葉の芳醇な香りを向上させた。茶葉は同産を100パーセント使用。芳醇で豊かな香りがフワッと広がるのが特徴だ。

グラスに口を近づけただけでも黒糖の香りが漂い、飲んだ後も余韻がしっかり感じられる。一般的なミルクティーと比べ、烏龍茶ならではのスッキリとした風味とくどすぎない甘さで、ケーキなどスイーツと一緒でも最後まで楽しめそうだ。烏龍茶と黒糖も好バランスである。

「貢茶阿里山烏龍マンゴーティーエード」はゴンチャのティーエード（お茶と果汁をブレンドしたドリンク）で1番人気のフレーバーのマンゴーを気軽に楽しめる一品。マンゴーの芳醇な風味と阿里山烏龍茶の爽やかな香りを合わせ、ジューシーな果実感とさっぱりとした後味を両立させている。阿里山産の烏龍茶茶葉は全体の50パーセント、マンゴー果汁は1パーセントを使用。

フルーティーかつ爽やかでありながらしっかりと甘さもあり、最後まで飲み飽きない。猛暑日にもスッキリと飲めるのが嬉しい。また、マンゴーの風味は感じつつも主張が強すぎず、悪目立ちしないため、マンゴーが苦手な人でも比較的飲みやすい印象を受けた。

試飲した「貢茶黒糖烏龍ミルクティー」、「貢茶阿里山烏龍マンゴーティーエード」とアレンジドリンク全4種

昨年は同商品のアレンジ方法として「ぷるるん食感黒みつわらび餅」や「黒糖わらび」、冷凍商品の「アップルマンゴー」がSNSで話題になった。今回は提携開発したキリンビバレッジとゴンチャの各担当者より、セブン-イレブンで一緒に購入できる商品で作る、おすすめのアレンジ方法が紹介された。

「貢茶黒糖烏龍ミルクティー」と「7プレミアムぷるるん食感水わらび白桃」のアレンジ

「貢茶黒糖烏龍ミルクティー」のアレンジはキリンビバレッジより提案。「7プレミアムぷるるん食感水わらび白桃」と「7プレミアム毎日の食卓牛乳」の2種を体験した。

「7プレミアムぷるるん食感水わらび白桃」はドリンクに白桃の風味が調和し、水わらびのプルンとした食感が楽しめる。白桃の風味は想像よりも控えめでほんのりと香る程度。食感は楽しみつつも、お互いの味わいを邪魔しない初心者向けのアレンジだ。ストローは太いものがおすすめ。

「7プレミアム毎日の食卓牛乳」は牛乳を泡立ててミルクフォームとしてトッピングする。自宅に居ながらカフェ気分を味わえる満足度の高いアレンジだ。ただし、日常的に牛乳を泡立てる人は少なく、スイーツ作りやカスタム好きの人向けである。ミルクフォームをトッピングすることでよりミルク感が強くなり、まろやかさも増す。黒糖がアクセントのように香り、好バランスだ。フワフワとした口当たりも楽しい。

「貢茶阿里山烏龍マンゴーティーエード」と「北海道産牛乳使用ミルク味わう牛乳寒天」のアレンジ

「貢茶阿里山烏龍マンゴーティーエード」のアレンジはゴンチャより提案。「北海道産牛乳使用ミルク味わう牛乳寒天」と「7プレミアムのむヨーグルトアロエ」の2種を体験した。

「北海道産牛乳使用ミルク味わう牛乳寒天」はセブン-イレブンの人気デザートを使用したアレンジ。牛乳寒天とマンゴーの風味が調和し、より爽やかさな味わいになっている。筆者的にはドリンクと牛乳寒天の一体感が少ないように思えて、同商品にも「7プレミアムぷるるん食感水わらび白桃」を合わせた方がよいのではと感じた。

「貢茶阿里山烏龍マンゴーティーエード」と「7プレミアムのむヨーグルトアロエ」のアレンジ

「7プレミアムのむヨーグルトアロエ」はマンゴーの芳醇な風味にヨーグルトの酸味を加えることで、爽やかなマンゴーラッシー風になるというアレンジ。ゴンチャでも人気のトッピングであるアロエが入っているため、ゴンチャファンも楽しめる。ヨーグルトの風味がしっかりと感じられ、よく聞く”置き換えダイエット”にもよさそうな満足度だ。あくまで「貢茶阿里山烏龍マンゴーティーエード」が主役のため口当たりはサラサラしており、後味はよりスッキリする。