
贈答用高級プリンの製造・販売を手がける江戸流行婦凛社は8月8日より、新作スイーツ「土下座デラックス」の予約販売を開始する。1日5個限定。完全予約制、工場直売のみ(配送不可)の受注生産。価格は1個・税込み32,400円。”土下座系プリン”のジャンルにおいて日本一の高級プリンになるという(同社調べ)。
【関連写真】「土下座デラックス」他イメージ2枚はこちら昨今、企業のコンプライアンス違反や個人の不適切な言動が瞬く間に拡散されるなど、組織や個人の誠実な姿勢がかつてなく厳しく問われる時代になった。1つの過ちが信頼を大きく損なう現代社会において、心からの謝罪と真摯な対応は、事業継続や人間関係の再構築に不可欠な要素に。
しかし、形だけの謝罪では、火に油を注ぐことにもなりかねない。言葉だけでは伝えきれない深い反省と誠意をいかにして形にし、相手の心に届けるか。今、世の中には、そのための最適な手段が求められている⋯⋯。
日本の謝罪文化の象徴として知られる”土下座”。その歴史は古く、元来は身分の高い相手に対し、地面に平伏して最上級の敬意を示す礼儀作法だった。自らの身を低くすることで相手への深い敬意を表すこの作法は、時代を経て、謝罪や請願といった場面で、言葉を超えた意思表示として用いられるように。現代において土下座は、自らの非を認め、許しを請うための”最終表現”として認識されている。そこには、日本の古来より受け継がれてきた、相手を敬い、礼を尽くす精神が込められている。

同社は、これまでも贈答用の高級プリンを手がけ、その中でも開発者・八木浩子さんのもとには「お相手の怒りが解け、100%お許しいただけた」、「こじれた関係が修復され、数百万の新規受注に繋がった」と、同社のプリンを謝罪の手土産として持って行った人々から数多くの吉報が寄せられたという。
同社は、同プリンが、その価格帯がもたらす特別感と、誰からも愛される味わいで「謝罪の気持ち」を表現する一助となっていることを確信。謝罪という非常にデリケートなシーンに真摯に向き合い、”最上級の誠意”を表現すべく、日本の礼節の精神を体現した「土下座専用プリン」を開発した。

通常のプレーンと比べて約6倍の容量を誇る「土下座デラックス」は、箱いっぱいにプリンを敷き詰めている。また、特製隅切り重箱で「美しい木目は偽りのない気持ちを、そして角を落としたこの器には、事を丸く収めたいと願う心を込めました」(同社)。金沢の純金箔で「一点の曇りもない黄金の輝きに、純粋な反省の心を託しました」(同)。そして、天然木のスプーンで「あなたの御心を傷つけぬよう、温もりある天然木を。事を丸く収めたいと願う気持ちの表れ」(同)を表現したという。

新作プリンの発売に際して同社は「謝罪の気持ちを伝える贈り物は、何でも良いわけではありません。お相手の好みや状況を選ぶことなく、心からの気持ちとして純粋に受け取っていただく必要があります。その点、プリンは、老若男女を問わず好まれる優しい味わいを持ち、好き嫌いが分かれにくい食品です。なめらかな口当たりと心和む甘さは、張り詰めた場の空気を和ませる一助となることも期待できます。また、後に残らない”消え物”であることも、お相手に余計な負担をかけないという心遣いの表れです。私たちは、この『土下座専用プリン』に、日本の伝統的な礼節の心と、誠心誠意の気持ちを込めました。万が一の事態に直面した皆様が、真摯な想いを伝え、未来へと続く関係を再び築くための一助となれば、これに勝る喜びはございません」とコメントしている。
こじれたあの問題もこの問題も、万事解決するかも?


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