
東京出入国在留管理局が5月2日、菓子専門店「シャトレーゼ」(株式会社シャトレーゼ、以下シャトレーゼ)に対し、特定技能外国人への休業手当の未払いがあったとして業務改善命令を出した。シャトレーゼは、公式サイトにて対象者に対する対応ならびに再発防止策の策定・実行を順次進めていると公表している。
【関連記事】シャトレーゼ:未引取在庫は「速やかに対応」公正取引委員会の勧告受けてガバナンス・内部統制の整備加速誓う同局は、特定技能外国人に対して休業期間中に必要な手当を支払っていないこと、および特定技能雇用契約を継続して履行する体制が適切に整備されていないことにより、管理整体および運営の改善など必要な措置が講じられていないと指摘。
シャトレーゼは、「昨年5月に上記問題が発生して以降、すでに対象となる特定技能外国人に対する対応ならびに必要な再発防止策の策定及び実行を順次進めて参りました。引き続き特定技能外国人の就業にあたっての方針やガイドラインの更なる確認、チェック機能の更なる強化など、既に策定した再発防止策を徹底して実行し、当局のご指導を受けながら関係法令や特定技能制度の趣旨に則った体制づくりに取り組んでまいります」(原文ママ)とコメントしている。
前回の公正取引委員会の勧告に続く業務改善命令。泣きっ面に蜂状態だが、早期の信頼回復を願うばかりだ。
【関連記事】
シャトレーゼ:「YATSUDOKI」母の日向けスイーツ3種、5月9日より3日間限定販売
シャトレーゼ:動物や鯉のぼりをモチーフにした「こどもの日スイーツ」4月23日より全国展開
シャトレーゼ:さまざまなシチュエーションに合わせる「母の日ケーキ」5月9日より3日間限定展開へ