7月8日、「コーヒー2050年問題」(東京書籍)が発売された。A5判・256ページ。価格は税込み2,640円。


クリスティアン・バーン(Christian Bunn)さんが2015年に発表した論文「一杯の苦いコーヒー」(原題:A bitter cup : climate change profile of global production of Arabica and Robusta coffee/)では、地球温暖化によって将来コーヒーの産地でどのような影響が出るのか調べ、ビッグデータの分析による結論は「2050年までに世界中のコーヒーの適作地域が半減する」というものだったという。

最新データを用いて検証を重ねているが、結果は変わっていない。同シミュレーションは、日本のコーヒー業界にも衝撃を与え、「コーヒー2050年問題」と呼ばれるようになった。

今後コーヒーの収穫が激減すれば、好きなコーヒーを自由に飲めなくなるかもしれない。同書では、そんな気候変動を前提とする時代に、コーヒーの生産現場では今何が起きているのか、この危機に対してどのような対応策が取られつつあるのか、そして消費者である私たちに何ができるのか迫る。



【関連記事】
スターバックス:「ピーチ&ミルクケーキ」などサマーシーズン第3弾スイーツ&フード、7月9日より全国展開
イオン相模原:お茶に着目した新ブランド「サンマルクカフェ&茶」7月18日オープン チョコクロをアレンジした限定メニューも登場
滋賀県高島市:琵琶湖のほとりのくつろぎカフェ「タラブリュー」7月21日プレオープン