喫茶店「はまの屋パーラー」が11月20日、東京・日本橋にオープンする。
【関連写真】「はまの屋パーラー」の看板メニュー「たまごサンドゥイッチ」など他イメージはこちら同店は、ビートルズが初来日した1966年、有楽町ビルの地下に、前身である喫茶店「はまの屋」として誕生。ママと呼ばれていた店主と、愚直な職人気質のマスターが作るサンドイッチが人気を博したものの、2011年、オーナー夫妻の引退を機に45年の歴史に幕を閉じた。
半世紀の歴史を持って閉店したはまの屋パーラーを、2012年にバードフェザーノブ社が、純喫茶の雰囲気はそのままに、看板メニューのサンドゥイッチも先代からレシピを受け継ぐことに。新有楽町ビルに移転して「はまの屋パーラー」が誕生。「前店と変わらない雰囲気と味」を代々の店長が引き継ぎ、看板メニューの「たまごサンドゥイッチ」（850円）をはじめ、「自家製プリン」（600円）、自社で焙煎をしている「はまの屋ブレンド」を一杯ずつ丁寧にドリップした「はまの屋ブレンド」（650円）などを販売。空間の居心地を保ちつつ、時代に合わせてメニューをアップデートしてきた。
そして約11年が経った今回、新有楽町ビルの閉館に伴い、日本橋へ移転して11月20日オープンすることに。今まで愛されてきた味を提供する他、新メニューの発売も予定している。
同店は「この先もずっとこの場所で続けてゆけたらよかったのですが、この度、新有楽町ビルの閉館に伴い、この地を去らなければいけなくなりました。思い入れのあるこの地を去るのは心苦しいのですが、新天地・日本橋でも、これまで紡いできたこの味わいを、より多くの方にお届けできるよう、歴史あるこの地にオープンできるという誇りと共に、日々進化を続けてまいります」とコメントしている。
【はまの屋パーラー】
住所：東京都中央区日本橋室町1-7-2 八木長ビル・地下1階
営業形態：イートイン・テイクアウト
電話：03-6281-8818
時間：
平日・土：9時〜18時
日・祝：9時〜17時
【関連記事】
虎ノ門ヒルズ：ミシュランシェフ手がけるパティスリーの初カフェ業態「ドルチェタクボカフェ」11月24日オープン