
台湾のローカル喫茶店などにスポットを当てた書籍「台湾の喫茶店が愛しくて」(誠文堂新光社)が、6月12日より発売される。A5サイズ、160ページ。価格は税込み1,760円。
【関連】書籍「台湾の喫茶店が愛しくて」他イメージや目次はこちら
同書は、台北の地元民が通う喫茶店17店舗を、お店のストーリーを通して紹介。使い込まれた、けれども美しく清潔なコーヒーサイフォン。湯気が立ち、コーヒーの香りが漂う。それを立てるのはコーヒーに並々ならぬこだわりを持つ店主たち。そんな味わい深いコーヒーをいただくのは、喫茶店然としたクラシカルな空間。あるいは、店主の思いが詰まった絵や本が並ぶ店内。ときには、朝ごはん店のようなたたずまいで、半屋外の歩道の椅子で、隠れ家みたいな静かな場所で……。
毎日来ているような常連さんから、遠くに住んでいても長年通い続けるおなじみさん、近隣に勤めるワーカーや懐古趣味の若者、おしゃべりに夢中なマダムたちなど、地元の人々がランチにブレイクに気軽に通う喫茶店が、台北の街角にはいくつも存在する。いわゆる「純喫茶」のような、でも、もう少しフリーダムな雰囲気の、何十年もずっと愛されている街角の喫茶店にスポットを当てる。



【関連記事】
日本一喫茶店が多い大阪府の名喫茶にスポット当てた「大阪の喫茶店」5月30日発売
冷スイーツ39品の作り方紹介「体にやさしいひんやりおやつ」5月7日発売
「エル・グルメ」24年3月号:アップデートした“ネオ定番スイーツ”特集展開