約2500年の歴史を持つと言われる武蔵一宮氷川神社(以下、氷川神社)の境内に1月17日、庭園を眺めながらドリンクやスイーツを楽しめる初のお休み処「氷川茶庭(ひかわさてい)」がオープンする。
【関連記事】大宮駅:埼玉県産イチゴをふんだんに採用「埼玉いちごいちえ」1月20日より期間限定開催氷川神社は、大いなる宮居として大宮の地名の由来にもなった日本でも指折りの古社。関東一円の信仰を集め、初詣には多くの参拝者で賑わう。現在は、令和10年(2028年)の御鎮座2500年祭に向けた記念事業として、建物の耐震改修や再建を進めている
今回は、新たな記念事業の一環として、境内にある奉納額を納めていた「額殿」をリノベーション。氷川神社境内では初となるお休み処「氷川茶庭」が誕生した。
「氷川茶庭」は、歴史的な建物の屋根や骨格を最大限に活かした造りが特徴。建物に残るかつての千社札や額からは歴史の息吹が感じられる。氷川神社の名前に因んだ「水」と「氷」のイメージを取り入れた照明が夕暮れ時の店舗を優しく照らす。店内中央の柱には、第一の鳥居を改修した際に取り除いた、約70年間使用された鳥居の一部を再利用している。
外にはテラス席もあり、氷川神社の庭園を眺めながら飲食メニューを楽しめる。
同茶庭では、総本社である氷川神社の神紋「八雲紋」の焼き印入りオリジナルどらやきを販売。白無垢をイメージした縁起の良い白色の生地が特徴で、味は粒あん・塩粒あん・あんバターの3種類から。「八雲紋」がプリントされたラテアートも提供する。
価格の目安は、コーヒーが税込み500円、カフェラテが税込み700円、どらやきが粒あん・税込み300円、塩粒あん・税込み350円、あんバター・税込み350円。
【氷川茶庭】
住所:埼玉県さいたま市大宮区高鼻町 4-1 武蔵一宮氷川神社境内
時間:10時~17時
定休日:不定休
席数:店内14席・テラス14席
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