神木隆之介：朝ドラ&『ゴジラ－1.0』躍進を経験した30歳は「Top of The 濃厚でしたね（笑）」

5月20日より、サントリーコーヒー「クラフトボス」のテレビCM「地球調査シリーズ」の最新作「宇宙人ジョーンズ・仕事の場所」篇が全国放送される。俳優の神木隆之介さんが、撮影時にインタビューに応じた。

5月病と言われる季節、自身がやる気を出すために行っていること、モチベーションを維持するためのヒントを求められた神木さんは「やっぱり音楽になっちゃいますね。世の中にはモチベーションを上げる曲もたくさんありまして。歌詞がなくて、新しい未来に向けて頑張ろうという気になるような曲とか、コード進行の音を使った、明るい未来が待ってるよ、みたいなBGMだけのアルバムもあるので、いろんな音楽を試してほしいです」とおすすめした。

また神木さんは、5月19日に31歳の誕生日を迎える。30歳の1年間を振り返って「濃厚よりも濃厚な、Top of The 濃厚でしたね（笑）。朝ドラ（『らんまん』）もそうですし、映画『ゴジラ－1.0』では、ロサンゼルスに行って、海外の方とコミュニケーションを取る機会もあって、初めての体験や、初めて見る光景をたくさん経験させていただいた、永遠に刻まれるような充実した1年だったと思います。本当に感謝の1年でした」と話した。

続けて「それがもう31歳ですか。早いですね」と言い、「振り返ると、30歳はいい節目というか、30代突入に向けて、これ以上ないぐらい良いスタートが切れた年だったと思います。30代は落ち着いた感じで過ごしたいですね。ひたすらトップスピードで駆け抜けてきた20代と違って、じっくりまわりを見ながら、自分のペースで過ごしていくというか。色んなことが経験できる30代にしたいので、新しいことを発見したり、挑戦したりすることを楽しむ心は忘れず、常に持ち続けながら、ちょっと減速したいと思っていますと語った。

とある惑星からやってきた宇宙人ジョーンズがさまざまな職業を転々としながら、未知なる惑星・地球を調査する「宇宙人ジョーンズの地球調査シリーズ」。米俳優のトミー・リー・ジョーンズをはじめ、お笑いタレントのやす子さん、役所広司さん、神木さん、安藤サクラさん、杉咲花さんが出演する。

第88回目となる今作では、公園で植木を手入れする作業員に扮したジョーンズの「この惑星では、もはや、仕事の場所を自分で決めていいらしい」というナレーションで始まる。車の中や自宅マンションのベランダ、公園のテニスコート横のテーブルなど、思い思いの場所で働く役所さんたちが登場。日々のリモートワークの相棒にぴったりで、今いる場所の居心地が良くなる「クラフトボス」の開放感を、「その現在地をいい場所に」というコピーとともに表現。

後半は、自由気ままに働いていたかに見えた登場人物たちが、とある目撃情報をきっかけに、実は全員張り込み捜査中の刑事だったことが判明。犯人を確保すべく、現場へ急行した役所さんたちの前に意外な人物が姿を現し、事態は思いがけない結末を迎えます。ジョーンズさん、役所さん、杉咲さん、神木さん、安藤さんら、日米を代表する超豪華キャストが相まみえる重厚かつコミカルなストーリーや、おなじみの「はいー！」とほふく前進の持ちネタを駆使して、世界的名優たちを翻弄する（？）やす子さんの登場シーンなど、見どころたっぷりのCMに仕上がった。