トミー・リー・ジョーンズ：5月病に喝「途中で失ってしまうようなモチベーションは最初からモチベーションとは呼べない」

5月20日より、サントリーコーヒー「クラフトボス」のテレビCM「地球調査シリーズ」の最新作「宇宙人ジョーンズ・仕事の場所」篇が全国放送される。米俳優のトミー・リー・ジョーンズさんが、撮影時にインタビューに応じた。

CM撮影の感想を聞かれてジョーンズさんは「長年ともに撮影してきたスタッフの顔を久しぶりに見るのは、同窓会で旧友に会ったように嬉しいですね。みんなと一緒にいると、居心地が良いんですよ。気に入った仕事仲間との再会は、私自身、最も楽しみなことですし、こんな大切な人たちがカメラを回して、マイクや照明、小道具を扱ってくれているんです」とコメント。

5月病と言われる季節、自身がやる気を出すために行っていること、モチベーションを維持するためのヒントを求められたジョーンズさんは「途中で失ってしまうようなモチベーションは、最初からモチベーションとは呼べないし、元々なかったのではないかと思います」とバッサリ。「そのことを忘れてはいけません。本来モチベーションとは自分で築き上げて頼るもので、それがあれば苦難を乗り越え、前に進むことができます。カリフォルニア州のサンタバーバラでは『6月の憂鬱』と言いますが、本当のモチベーションがあれば、やる気はなくなりません。だからモチベーションと言うんです」と持論を述べた。

とある惑星からやってきた宇宙人ジョーンズがさまざまな職業を転々としながら、未知なる惑星・地球を調査する「宇宙人ジョーンズの地球調査シリーズ」。米俳優のトミー・リー・ジョーンズをはじめ、お笑いタレントのやす子さん、役所さん、神木さん、安藤サクラさん、杉咲花さんが出演する。

第88回目となる今作では、公園で植木を手入れする作業員に扮したジョーンズの「この惑星では、もはや、仕事の場所を自分で決めていいらしい」というナレーションで始まる。車の中や自宅マンションのベランダ、公園のテニスコート横のテーブルなど、思い思いの場所で働く役所さんたちが登場。日々のリモートワークの相棒にぴったりで、今いる場所の居心地が良くなる「クラフトボス」の開放感を、「その現在地をいい場所に」というコピーとともに表現。

後半は、自由気ままに働いていたかに見えた登場人物たちが、とある目撃情報をきっかけに、実は全員張り込み捜査中の刑事だったことが判明。犯人を確保すべく、現場へ急行した役所さんたちの前に意外な人物が姿を現し、事態は思いがけない結末を迎えます。ジョーンズさん、役所さん、杉咲さん、神木さん、安藤さんら、日米を代表する超豪華キャストが相まみえる重厚かつコミカルなストーリーや、おなじみの「はいー！」とほふく前進の持ちネタを駆使して、世界的名優たちを翻弄する（？）やす子さんの登場シーンなど、見どころたっぷりのCMに仕上がった。