兵庫県の老舗洋菓子店「カタシマ」は8月23日、公式オンラインショップにて、兵庫県朝来市の生野銀山の坑道で3カ月熟成させる「蔵出しシュトーレン」の予約受付を開始する。
【関連写真】「蔵出しシュトーレン」他イメージ2枚はこちら毎年生野銀山の坑道で3カ月熟成させる「蔵出しシュトーレン」。1年を通じて約13度という安定した気温の坑道内でゆっくり時間をかけて熟成することで旨みを増す、神秘的な味わいが話題となり、毎年販売直後に限定600本がすぐ売り切れてしまう。
この生野銀山は、室町時代に開坑され、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の直轄(天領)の時代を経て、明治元年に日本初の政府直轄の官営鉱山として日本の近代化を支えてきた。
生野銀山でシュトーレンの蔵入れを行う8月中旬は最高気温35度を越える、まだまだ残暑が厳しい時期。外は暑いが生野銀山の坑道は、13度という涼しさ。
「天然の熟成庫」と呼ばれる生野銀山の坑道を利用し、2010年から毎年、欧州伝統のクリスマスの菓子「シュトーレン」を3カ月間熟成させ販売を行う。価格は1本・税込み5,000円。商品発送は、2024年11月22日に行う「蔵出式」後となる(配送日の指定は11月24日以降)。
【公式オンラインショップ】
https://shop.cake-cake.net/katashima/
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