仏有名店でチーフまで務めた一流パティシエ、帰国後に重度の食餌性小麦アレルギー発症 アナフィラキシーショック出る壮絶な苦しみを糧にグルテンフリーで活路

「パティスリー シェ・カズ(Patisserie ChezCaz)」は2月1日、「米粉パンミックス粉」のお取り寄せ発売を開始した。グルテンフリーのメニューを手軽に作れるという。ここにいたるまで、パティシエの石川和雅さんは辛い道のりを歩んできた。ベーカリー
「パティスリー シェ・カズ(Patisserie ChezCaz)」は2月1日、「米粉パンミックス粉」のお取り寄せ発売を開始した。グルテンフリーのメニューを手軽に作れるという。ここにいたるまで、パティシエの石川和雅さんは辛く長い道のりを歩んできた。
石川さんが手がけたグルテンフリースイーツのイメージ
石川さんが手がけたグルテンフリースイーツのイメージ

「パティスリー シェ・カズ(Patisserie ChezCaz)」は2月1日、「米粉パンミックス粉」のお取り寄せ発売を開始した。グルテンフリーのメニューを手軽に作れるという。ここにいたるまで、パティシエの石川和雅さんは辛く長い道のりを歩んできた。

【関連写真】グルテンフリーのスイーツおよびパンの他イメージ3枚はこちら
2018年に重度の食餌性小麦アレルギーを発症したパティシエの石川和雅さん

石川さんは、仏国の有名店でチーフまで務め上げ、仏コンクール「ディジョン」ショコラ部門で1位、仏コンクール「ロモランタン」アントルメ部門で2位を受賞した経歴をもつ。

しかし仏パリから帰国後10年ほど経過した2018年に重度の食餌性小麦アレルギーを発症。食べられるものが少なくなり、少量の小麦を誤って食べてしまうだけでアナフィラキシーショックが出てしまうように。小麦粉を使って製造する洋菓子作り自体が、命に関わる危険なものになる。

小麦を食べられなくなった中、本気のグルテンフリースイーツの開発に着手。小麦不使用でケーキ、デコレーションケーキ、マカロン、バウムクーヘンなど本格スイーツ約30点をつくり上げ、販売している。

「米粉パンミックス粉」イメージ
「米粉パンミックス粉」イメージ

今回は、小麦粉が食べられない人たちにもっとパンを楽しんでほしいという思いからパンミックス粉を開発。5年をかけて発売にいたった。価格は2袋・税込み1,100円(1袋・290グラム)。賞味期限3ヵ月以上のものを発送。

【パティスリー シェ・カズ】
住所:愛知県岡崎市岩津町字檀ノ上151-4
時間:10時〜18時
定休日:火曜日・水曜日

【公式オンラインショップ】
https://chezcaz.thebase.in/

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