かき氷ブームの火付け役で、1年中営むかき氷店のパイオニア、神奈川・鵠沼海岸の人気店「埜庵(のあん)」が6月14日、書籍「一年じゅうかき氷の店 埜庵の20年 絶品シロップレシピつき」(主婦の友)を発売する。価格は税込み1,980円。A5判、192ページ。
【関連】「一年じゅうかき氷の店 埜庵の20年 絶品シロップレシピつき」イメージ同書では、巻末の32ページ・4色カラーで、埜庵仕込みの絶品シロップレシピを15種類ほど紹介。横書きであるため一番後ろの192ページから逆にページをめくると見やすい構成になっているという。
まずは、埜庵のかき氷の味を支える基本のシロップ「糖蜜」の作り方を3ページで説明。この「糖蜜」は、ほぼすべてのかき氷に使う万能シロップ。糖蜜だけのかき氷が「みぞれ氷」だ。
埜庵では、「練乳」もかき氷に合うように手づくり。ほどよくコクがありつつ、さらりと軽い質感で氷によくなじむところがポイント。家で作るときは、生クリーム以外の材料をよく混ぜて冷やし、食べるときに生クリームを加える作り方がおすすめ。練乳のまろやかな味わいを楽しむかき氷が「練乳氷」だ。
埜庵が鎌倉でオープンしたのは2003年3月。江の島に近い鵠沼海岸に店をもったのが2005年5月。当時は「1年中営むかき氷の店」と「天然氷×生のフルーツのかき氷の店」をかけ合わせた店は、日本全国見渡してもほとんどなく、生のフルーツを生かしたシロップと天然氷で作るかき氷の味わいに目覚める人たちが、少しずつ増え、行列の絶えない人気店になった。
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