
静岡県伊東市の和菓子専門店「石舟庵」は6月6日、看板商品の1つである焼き菓子「みかんの花咲く丘」のリニューアル販売を開始した。価格は税込み258円。
【ちいかわ】「むちゃうまヨーグルトシュークリーム」など2品、7月1日より期間限定新発売
「みかんの花咲く丘」は2000年5月に誕生。伊豆・伊東の風土と文化を届けたいという思いから、地元特産のニューサマーオレンジの香り高さに着目。焼き菓子としての柱を目指し、当時はまだ珍しかった柑橘を活かした焼き菓子に挑戦した。発売当初はまだ伊東らしさが知られていなかった同菓子も、いまや伊東駅の発着メロディに童謡「みかんの花咲く丘」が流れるなど、地域文化とともに歩んできた。
今回のリニューアルでは、「伊豆の柑橘の魅力」をいっそう楽しめるようレシピを改良。生地の上部にニューサマーオレンジのピールを配し、ひと口目からフレッシュな香りがダイレクトに感じられる仕立てに。チーズとのバランスも研究し直し、柑橘の香味がより際立つ味わいに仕上げている。

パッケージは、今年3月に逝去された彫刻家・重岡建治さんの原画を採用。リニューアルしたパッケージは、重岡さんのイラストを前面に打ち出すことで「みかんの花咲く丘」の世界観をより強く表現。重岡先生のサインもあしらった。

発売を記念して6月21日〜6月29日、石舟庵全店で「みかんの花咲く丘フェア」を開催。フェア価格として税込み248円で展開する。
【関連記事】
【レポート】6月4日より全国発売されるミスド新食感ドーナツ「もっちゅりん」4種食べてみた
“非日常”楽しめる全国各地のスターバックス店舗9選を紹介
コメダ珈琲店:25年夏季限定の新作ケーキ3種、6月26日より期間限定展開