滋賀県内を中心に化学農薬不使用のエディブルフラワー届ける「87farm」食用花で彩った実際のスイーツを紹介

　滋賀県東近江市のエディブルフラワー専門農園「ハナファーム（87farm）」は、化学農薬不使用の食用花を、毎週同県内の洋菓子店および飲食店を中心に届けている。今回は、実際に同農園のエディブルフラワーを使用したスイーツ3種を紹介する。

　大津市の「FUSE」では、チョコレートムースをベースに、コーヒーとバニラのブリュレを合わせた「FUSE 3周年記念限定ケーキ」を販売。マカダミアやクッキー生地の食感がアクセントになり、味わいの調和と余韻が楽しめる一品だ。エディブルフラワーは、さりげなく取り入れられる小ぶりなものを採用している。

　東近江市の「クラブハリエ八日市の杜」では、表面にエディブルフラワーをたっぷりと飾った、華やかなレアチーズケーキ「ブーケ」を販売。甘酸っぱいベリージュレと2種のチーズを使用したレアチーズケーキを覆うように、たっぷりとエディブルフラワーを飾っている。数量限定につき、なくなり次第販売終了。同店舗限定。

　近江八幡市の「amaimonya Ai」では、誕生日やお祝い向けの「オーダーメイドケーキ」を販売。華やかなデザインの彩りとして、エディブルフラワーを使用している。

「ハナファーム」のエディブルフラワーは化学農薬不使用で、年間約15種類を栽培。生花タイプは鮮度を重視するため、同県内に限定した地域密着型で摘みたてを届けている。ドライタイプは、収穫後すぐに併設の加工所で乾燥させており、色鮮やかで使いやすく、全国への常温小口配送が可能。プロ向けの原料でありつつ、誰もが気軽にドリンクやスイーツ、料理に取り入れられる素材だ。