
全国寿司チェーンのくら寿司は、グローバル旗艦店である原宿店にてオープン時より、スイーツブランド「KURA ROYAL」発の通年商品として同店舗限定のクレープとソフトクリームを販売している。今回は、原宿店限定のクレープとソフトクリームを各1種類ずつ実食した。
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原宿店ではオープン当初より、Z世代をターゲットにした同店限定のクレープとソフトクリームを販売している。この限定スイーツは店内に設置された特設屋台で作られている。入店後すぐ見える位置にあり、入店待ちの人も楽しめる。
注文者は、タッチパネルに「取りに来てください」と表示されてから屋台に向かう。作っている風景を見たい人は少し早めに向かうのがおすすめ。ただし、クレープとソフトクリームともに作り始めてからわずか2分程度で完成するため、本当に早く向かったほうがよい。
屋台の近くにはスマホ台も設置されており、SNS用の写真撮影が可能。実際、取材中にスマホ台が気になっている様子の学生や海外の観光客も複数見受けられた。

現在、ソフトクリームは「生乳ソフト」や「はじけるマンゴー」、「ジャンドゥーヤソフト」の3種類を展開。いずれもカップとコーンを選べる。今回は「はじけるマンゴー」のコーンを注文した。生乳ソフトは最後までしっかり詰まっており、トップにはダイスカットされたマンゴーやマンゴーソース、パチパチキャンディーがトッピングされている。席まで運びながらソフトクリームのずっしり感とパチパチキャンディーの弾ける音で、すでに楽しい。

マンゴーは想像以上にゴロゴロ乗っており、味わいと見た目ともに華やかである。トッピングを全てすくい口に入れると、パチパチキャンディーのガリガリ食感と音、マンゴーの甘酸っぱさが好相性ですぐ次を食べたくなる。1つ言うならば、最初にトッピングを食べきってしまうと中盤から生乳ソフトのみになってしまうため、やや大きめのコーンを生かしてマンゴーを残しながら食べ進めるのがよさそうだ。

現在、クレープは「ピスタチオベリー」や「いちごWクリーム」、「チョコバナナクリーム」、「りんごカスタード」、「ヤンニョムチキン」、「ローストぎゅうぎゅう」の6種類を展開。今回は「いちごWクリーム」を注文し、作っている工程から見せてもらった。
一般的なクレープよりもやや小ぶりで、片手でもこぼさずに食べられるサイズ。天然由来のクチナシ色素で着色したピンクの生地を使用し、トップにはカスタードクリームやホイップクリーム、スライスイチゴ3枚、ピスタチオダイスを乗せている。

もっちり食感の生地は歯ごたえがあり、見た目よりもお腹にたまる。ピンク色の生地は3分の1ほど進んだところで黄色に変わり、2色だったことに気が付いた。同じころから中はたっぷりのホイップクリームとイチゴソースになり、最後のひと口まで楽しめる。最後の3口分あたりでスライスイチゴが1枚出てきたり、イチゴソースが多くなってくることでイチゴを強く感じられる。前半はピンクの生地にトッピングのカラフルさ、後半は黄色の生地にイチゴの赤が映え、終始見ても食べても楽しい一品であった。
なお、原宿店限定のクレープとソフトクリームは、時期によりフレーバーや価格が変わる可能性あり。
またくら寿司は2月21日より、片手に乗るサイズがかわいい「ひな祭り 海鮮ぷちらし寿司」や約100店舗限定の「天然ふぐ出汁うどん」など期間限定商品も展開する(2025年2月現在)。










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