【レポート】コナズ珈琲史上初の駅チカ店舗「西荻窪店」オープン前に行ってみた

全国各地で人気のハワイアンカフェ・レストラン「コナズ珈琲」は6月26日10時より、「コナズ珈琲西荻窪店」をオープンする。足立店、板橋店に続き、西荻窪店は東京23区内3店舗目、全国49店舗目。今回は6月24日に行われたメディア向けの試食会にお邪魔した。

1階・2階に色んなタイプの席が用意されている「コナズ珈琲西荻窪店」内観イメージ（1階）

西荻窪店は、JR・中央線の西荻窪駅から吉祥寺駅の間にある全長約200メートルの西荻高架下にオープンする、史上初の駅近店舗。1階は主にカウンター席となり、テーブルは低めの高さに設定。ゆったりとしたチェアを揃えており、さまざまなタイプの席を用意している。2階には、主に2人がけをメインとした席が。営業は夜23時まで行う。

1、2階いずれも楽しく、ついつい長居したくなる店作りが印象的。もし自宅の近くにあったらリピートして通いたくなる。

チーフマネージャーの高山和久さんは、同店舗について「ここまで（駅に）近い、高架下は初めて。今までは全部駐車場と併設していました。”駐車場なし”の『コナズ珈琲』も初めてです」と話す。

49店舗目にして駅チカ店舗を出店した理由について「今後色んな出店の形に備えるために、少し小型の、席数も少なく厨房も少し小さい、新たな挑戦（の店舗）」と述べた。

とはいえ、個人店が軒をつらねる西荻窪エリアでは大型店舗に分類される広さ。高山さんは「かなりの小型店舗です。店内が55席、テラス席を含めて約74席。だいたいの『コナズ珈琲』の店舗は90〜100席。さらに多い場合は130席。宇都宮店が149席。（西荻窪店は）今までの店舗で一番小さい」と話す。

また「ここの結果次第で、どんどんチャレンジしていきたいです」と今度の駅チカ店舗出店も示唆した。

店舗によっては1日80〜90皿出ることもある人気メニュー「ストロベリー&バナナホイップパンケーキ」税込み1,749円

『コナズ珈琲』では、全店で一番人気の「ストロベリー＆バナナホイップパンケーキ」（税込み1,749円）をはじめ、肉汁たっぷりの「コナズチーズバーガー」、オリジナルソースを使った「アボカドハンバーグロコモコ」、「ガーリックシュリンププレート」、「アサイーボウル」など食事からデザートまで幅広く提供。店舗で自家焙煎するコーヒーは、希少なハワイコナコーヒーを100パーセント使用した「ハワイコナ100％」（税込み968円）がおすすめ。

また、駅チカの店舗ならではのアルコールメニューに注力し、グラスからボトルまで揃ったワインリストや、「マッケンチーズ」などのアメリカンなおつまみメニューを用意。「マッケンチーズ」（税込み462円）、「生ハム」（税込み990円）、「トマトスライスピクルス」（税込み638円）、「スパイシーエビマヨ」（税込み759円）、「トリュフ風味のミックスナッツ」（税込み528円）などを揃える。

高山さんはアルコールメニューも展開することで「夜需要もとりたい」と述べつつ、「（パンケーキや各種ハワイアンメニューなど）ぜひグランドメニューから攻めていっていただいて、後々色んなものに手を出していただければ」と話す。

ちなみに、近年小麦などさまざまな原材料が高騰しているが、「コナズ珈琲」は「ストロベリー&バナナホイップパンケーキ」などパンケーキ類の値段を変えていない。その点を問うと「踏ん張っています（笑）。パンケーキは、2年前に1回だけ（値段を）上げました。それ以来とにかくがんばっています」と答え、さまざまな努力を重ねていると語った。

【コナズ珈琲西荻窪店】
住所：東京都杉並区松庵3-41-1
席数：74席（テラスは愛犬同伴可）
時間：
・平日10時〜23時
・土日祝9時〜23時
定休日：なし（年末年始除く）
駐車場：なし