【レポート】ANAインターコンチネンタルホテル東京：年末年始需要に着目　人気の苺アフタヌーンティーを例年より早く12月27日より販売へ

　東京都港区のANAインターコンチネンタルホテル東京は2025年12月27日〜2026年5月31日、2階の「アトリウムラウンジ」にて、「ストロベリー・アフタヌーンティー」を販売する。価格は税込み8,500円から（サービス料含む）。今回はメディア向け試食会を訪れた。

　イチゴフェア「ストロベリー・センセーション2026」（総称）は、ホテル内のレストラン、パティスリーなど全7店舗にて開催する。2018 年に初めて登場して以来、「ストロベリー・アフタヌーンティー」は不動の人気を誇る。

　年末年始の需要を見据えてか、「より多くの人に味わっていただきたい」（同ホテル）と例年より長い年末年始に着目。同アフタヌーンティーは、販売開始日が当初予定していた2026年1月5日から早まり、2025年12月27日に変更された。

　ペストリーシェフがこれまで以上にメニューの開発に時間をかけたというラインアップにも注目。ティースタンドを彩る全12品のスイーツには、イチゴと好相性の10種類のフルーツが組み合わされている。

フルーツは、グレープフルーツやライムといった爽やかな味わいのものから、キルシュ漬けにしたパイナップルやグリオットチェリーなど甘みのあるフルーツまで、イチゴの甘酸っぱい香りや味わいをより一層引き立てる最適なバランスにこだわって試作を重ねた。

　また、イチゴ風味のアイシングで水玉模様に仕上げた「いちごのアイシングクッキー」や、フリルドレスのようなホワイトチョコレートリングがキュートな「いちごとオレンジのヨーグルトクリーム」など、細やかで愛らしいデザインにもこだわりが感じられ、見た目と味わいの両面から、イチゴの多彩な魅力を楽しめる。

　シェフのおすすめは「いちごと林檎のタルト」。アーモンドクリームを絞って焼き上げたタルトカップにリンゴのペーストを合わせ、花形にしたイチゴとルビーチョコレートのガナッシュをのせた一品だ。自然なフルーツの甘みを堪能できる。

　全体的にフルーツの爽やかな甘みを生かしたスイーツが多く、食べやすいのも特徴となっている。

　別皿に盛り付けられたセイボリーの中にも、イチゴを使った料理が並んだ。塩気のあるチーズにイチゴの甘酸っぱさをかけ合わせた「トリュフ風味のチーズテリーヌいちごとピーカンナッツ添え」や「ブルーチーズのパンナコッタストロベリーソース」など、スイーツで食べるイチゴとは違う味わい方でイチゴを満喫できた。その他、こしょうをきかせたスパイシーな「フライドチキン」など全6種を味わえる。

　イチゴに合う特別なドリンクも用意。ドイツの老舗紅茶メーカー「ロンネフェルト」の今季限定「ストロベリークラウド」は、チーズケーキの香りが表現されていて、提供された途端に華やかで甘い香りが漂ってきた。また、キウイ・パイナップル・リンゴ・オレンジピールのフレーバーを取り入れた限定の「スイートキス」もすっきりとした上品な甘みが楽しめた。

【ANAインターコンチネンタルホテル東京】
住所：〒107-0052　東京都港区赤坂1-12-33
電話：03-3505-1111（代表）