巣鴨で40年愛され続ける”日本一のショートケーキ”を求めて 高級住宅街に佇む洋菓子店「フレンチパウンドハウス」を訪問

「苺のショートケーキ・ブラン」税込み918円東京都
「苺のショートケーキ・ブラン」税込み918円
「苺のショートケーキ・ブラン」税込み918円
「苺のショートケーキ・ブラン」税込み918円

 東京・巣鴨の洋菓子店「フレンチパウンドハウス(FRENCH POUND HOUSE)」。1986年の創業以来、約40年にわたって幼稚園児から年配者まで幅広く愛されてきた老舗洋菓子店だ。今回は、同店の看板商品である「苺のショートケーキ」2種を実食した。

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「フレンチパウンドハウス(FRENCH POUND HOUSE)」外観のイメージ
「フレンチパウンドハウス(FRENCH POUND HOUSE)」外観のイメージ

 同店はJR巣鴨駅の南口から、徒歩5分足らずの住宅街にある。駅を出て道を1本曲がると、駅ビルや交通量が多く賑やかな雰囲気から一変し、閑静な住宅街に。目的地には、アパートの1階部分にかわいらしさとお洒落さを兼ね備えた洋菓子店があった。店舗デザインは、仏国のやや田舎の落ち着いた雰囲気をイメージしている。屋根やテーブルクロスには濃い色味を、ショーケース付近には淡い色味のブルーを採用している。

 同地域はJR巣鴨駅を境に、大きな戸建てが立ち並ぶ高級住宅街と、”おばあちゃんたちの原宿”として有名な商店街の2エリアに分けられる。同店は前者に含まれる。

「苺のショートケーキ・ルージュ」税込み918円
「苺のショートケーキ・ルージュ」税込み918円

 今回の主役は「日本一のショートケーキ」とも呼ばれる「苺のショートケーキ・ブラン」と「苺のショートケーキ・ルージュ」の2品。約3年前に社長・江口潤一郎さんよりリーダーの立場を任された、スーシェフ・パティシエの藤井友美さんに話をうかがった。

 同店は、創業当時のメニュー考案者が仏帰りのシェフだったため、洋菓子店の定番であるショートケーキを販売していなかった。ある日、常連のお客さんから子どもの誕生日にショートケーキを依頼され、裏メニューとして作ったことが「苺のショートケーキ」の始まりだ。これを機に、そのお客さんの子どもが通う幼稚園内で口コミが広がり、そのまま近所にも認知されていったという。まずは子どもも食べられる「苺のショートケーキ・ブラン」を、次いでアルコール入りの「苺のショートケーキ・ルージュ」を展開。

 最初に”日本一のショートケーキ”と呼ばれたのは、約35年前。口コミで「日本一だ」と言われるようになり、メディアやSNSでこの呼称が広がっていった。

 いずれもカットサイズで、平日は100個、土日祝日は200個を製造。本来、マスケ(生クリームを塗る作業)をするのはメインシェフだけだが、同店では通常よりも製造する個数が多いため、パティシエたちを総動員している。

完成した「苺のショートケーキ・ブラン」イメージ
完成した「苺のショートケーキ・ブラン」イメージ

「苺のショートケーキ」の基本の構成は、イチゴとフランボワーズのジャムを上面に塗ったスポンジ生地、生クリーム、フレッシュなイチゴを順番に3段に重ね、天面にイチゴを丸ごと3個乗せている。仕上げに、イチゴのトップにフランボワーズジャムをちょんと付け、かわいらしさを演出。

 一般的なショートケーキは、生クリームから出る水分をスポンジ生地が吸わないようにシロップを仕込むが、同店ではイチゴのピューレとフランボワーズのジャムを合わせたものを採用。ジャムは店舗で仕立てており、かなり濃い味わいだ。甘い生クリームとのバランスを考慮し、スポンジ生地がやや透ける程度に留めている。

完成した「苺のショートケーキ・ブラン」イメージ
完成した「苺のショートケーキ・ブラン」イメージ

 イチゴは1カットにつき5~6個分を使用。製造過程を見せてもらうと、切り分けやすいサイズにスライスしたイチゴがぎっしりと敷き詰められている。生クリームは異なるメーカーの上質なクリーム2種をブレンドし、口当たりが重すぎず、硬くならないことを意識。仕上げのマスケでは、スポンジ生地のカスが出ないよう、3回に分けて薄く均一に塗っていた。ショートケーキは7等分。成人女性の手をかざすとぴったりなサイズで、やや小ぶりだ。

「苺のショートケーキ・ブラン」税込み918円
「苺のショートケーキ・ブラン」税込み918円

「苺のショートケーキ・ブラン」はアルコール不使用で、老若男女に人気の定番商品。生クリームはミルク感のある甘みで、かなりなめらかな舌触りだ。どの角度でフォークを入れてもイチゴが入っており、スポンジ生地に仕込んだジャムも相まって甘酸っぱさをしっかり感じられる。スポンジ生地はしっとり食感で生クリームとの調和が見事だ。イチゴはフレッシュならではの歯応えがあり、柔らかなケーキとのコントラストが楽しい。

「苺のショートケーキ・ルージュ」税込み918円
「苺のショートケーキ・ルージュ」税込み918円

「苺のショートケーキ・ルージュ」は、大学生や社会人の女性に人気のアルコール入りショートケーキ。生クリームにイチゴピューレとメレンゲ、リキュールを混ぜており、「苺のショートケーキ・ブラン」よりも軽やかな口当たりが楽しめる。

 リキュールは生クリームに混ぜることで鼻から抜け、アルコール感が苦手な人でも比較的食べやすいよう工夫している。使用するリキュールは、「ドーバー(Dover)」の「マスネ クレーム ド フレーズ デ ボワ」。フタを開けただけでイチゴの果実感ある香りがブワっと広がる。

「苺のショートケーキ・ルージュ」税込み918円
「苺のショートケーキ・ルージュ」税込み918円

 三角カットの先端側は、イチゴリキュールがふわりと香るものの、スッと鼻から抜けて主張控えめ。後半からは、生クリームの割合が少し増えるため、よりしっかりとお酒らしさを感じられた。定番のショートケーキに大人な雰囲気が加わり、より上品で特別感のある味わいが楽しめる。

 ちなみに、ほんのりとピンクに色づいた生クリームで筋のある絞りをしているのが「苺のショートケーキ・ルージュ」、真っ白な生クリームでポンポンと丸く絞っているのが「苺のショートケーキ・ブラン」。いずれも一般的なショートケーキよりやや高めなので、がんばった時のプチご褒美タイムとして利用するのがおすすめだ。

【フレンチパウンドハウス(FRENCH POUND HOUSE)】
住所:東京都豊島区巣鴨1‐4‐4
席数:店内26席、テラス12席
時間:
平日11時~19時
土曜日10時30分~19時
日祝日10時30分~18時30分
電話:03‐3944‐2108

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