江崎グリコ「ポッキー」発売60年目で形状の商標登録認められる 直近の調査で9割超が認識

「ポッキー」イメージ全国
「ポッキー」イメージ
「ポッキー」イメージ
江崎グリコ「ポッキー」イメージ

江崎グリコは、発売60年目を迎える主力ブランド菓子「ポッキー(Pocky)」の商品形状の商標登録(立体商標)が7月25日に認められたと発表した。食品の中身の形状のみで商品が分かることが認められた、数少ない事例となる。

【豊洲・横浜】1店舗・2ヵ月で6000杯超売り上げる怪物級の人気パフェ「THE TOWER まるごと桃」25年夏からは東京にも上陸

立体商標制度は、一定の独自性を備える立体的な形状を商標として保護することができる制度。文字やロゴなどの言語的な要素がなくとも登録が認められうるという特徴があるが、一般的に、形状のみで商標登録が認められるためのハードルは非常に高く、長年の使用実績等にもとづき、日本全国で十分に有名になっていることを証明する必要がある。

今回、同社が立体商標として出願した「ポッキー」は、 1966年の誕生以来、全国で発売され続け、そして著名人を起用した各種CMも展開され続け、日本国内における認知度はピカイチ。直近に実施した認知度調査にて9割を超える消費者が、当該形状を見ただけで「ポッキー」と認識できたという。

こうした根拠資料にもとづき、同社の「長年の使用実績によって、当該形状を見ただけでポッキーと認識されるに至っており、商標登録されるべき である」との主張が認められ、商標登録に至った。

食品業界において、過去に商品形状そのものについて立体商標としての登録が認められたのは、誰もが認識できるような著名な形状の中でもほんの一握り。

同社は「今後も各商標を適切に保護・活用していくことにより、長く愛されるブランドの開発と育成に取り組んでまいります」とコメントしている。

【関連記事】
全国スーパー:重さ約533グラム「もんげー!でっかいパウンドケーキ」8月31日まで期間限定販売中

ミスタードーナツ:創業55周年記念ドーナツ「ニューホームカット」全6種、8月6日より期間限定販売

不二家洋菓子店:”裏不二家の日”向け各種ブラックスイーツ、8月に順次展開へ

全国知る菓子類

CakeNews-ケーキニュース-
テキストのコピーはできません。
タイトルとURLをコピーしました