
近年、2月22日の「猫の日(ねこの日)」が、日本人にとってただの語呂合わせの記念日以上の存在になりつつある。
【関連記事】ファミマの人気猫企画が4年連続開催「ファミリ~にゃ~ト大作戦!」2月10日より全17商品を全国展開2月22日は、「ニャン・ニャン・ニャン」のかわいい響きから猫を称える日に選ばれ、「猫の日実行委員会」が1987年に制定した、猫好き文化を祝う日だ。SNSでは愛猫の写真があふれ、関連イベントや限定グッズ、スイーツが全国で展開される季節でもある。

この時期のスイーツシーンは、とりわけ猫モチーフの商品でにぎわい、コンビニ大手や専門ブランドが各種限定商品を次々投入するのが恒例だ。ファミリーマートは「ファミリ〜にゃ〜ト大作戦!」と題した猫企画で、肉球タルトやしっぽサンドなど約17種類の商品を全国展開する。パンやデザート、菓子、日用品まで網羅した充実ぶりで、猫好きはもちろん、目で楽しめるスイーツとしても注目されている。
他コンビニ各社も、猫をモチーフにしたパンやケーキ、ゼリー、グミなどをラインアップ。日常の買い物でも「猫の日」気分を味わえる。

専門店やブランドでも、「猫の日」スイーツは話題だ。「ねこねこ」ブランドは2月1日から全国の取り扱い店やオンラインで、「こねこチーズケーキ」や猫プリン「ね!こねこプリン」など、猫の愛らしさをデザインした新作を発売している。

「ジェラート ピケ カフェ(gelato pique cafe)」は、2匹の猫をモチーフにした期間限定クレープフェア「Creme Crepe Cats」を展開する。写真に収めたくなるビジュアルと、どんどん食べ進めたくなる味わいを兼ね備えた遊び心あふれるスイーツだ。

くら寿司の「mofusand」とのコラボレーションでは、黒猫をイメージしたチョコケーキやチョコミルクなど、飲食チェーンならではの幅広い猫スイーツも登場しています。猫モチーフの商品がカフェや回転寿司といった場面でも楽しめるのは、猫の日の盛り上がりが飲食文化全体に影響を与えていると言えそうだ。

こうした「猫の日」商品の増加は、「猫の日」が大衆文化として認知され、メジャーなイベントになりつつあることを象徴している。
文化的背景をひも解くと、日本において猫は、古くから縁起物「招き猫」や、文学・民話に登場する存在として親しまれてきた。現代では”かわいい”文化の後押しを受けて、猫を題材にしたさまざまなコンテンツが登場する。さらには「猫の日」ブームにつながっている。こうして日常に溶け込んだ猫文化がスイーツをはじめとした各種商品として可視化されることで、より多くの人が楽しみ、共有できるイベントに発展したと捉えることができるだろう。
このように「猫の日」スイーツは、見た目のかわいらしさだけでなく、日本人の生活文化や季節の楽しみ方を映し出す鏡とも捉えられる。愛猫への贈り物や日々のティータイム、友人とのシェアなど、猫文化を味わう新しいスタイルとして根付きつつある。
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