長野県松本市の女鳥羽川沿いに位置する民芸喫茶「珈琲まるも」。店内は伝統の松本民芸家具が揃い、クラシック音楽の音色も相まって、まるで絵画のような趣あふれる雰囲気が流れている。
【写真】レトロ喫茶「珈琲まるも」他イメージ9枚はこちら同店は、1868年(慶応4年)に創業した「まるも旅館」から派生した喫茶店。1887年(明治21年)に起きた松本・南深志の大火後に建てられた同旅館の蔵造りの一部を改装し、1956年(昭和31年)にでき上がった。松本民芸家具の創立者・池田三四郎さんが設計で知られ、”民藝運動の父”柳宗悦さんが来店して褒め称えたという。
また近年は、食べログの「喫茶店 百名店」にも選出されている。
そんな店内ではトースト類(松本の名店「小松パン店」のレストランブレッドを採用)や自家製ブラウニー(単品・300円)、自家製のプリン(単品・400円)を提供。さらに「モンブラン」(単品・600円)や「りんごのタルト」(単品・600円)、自家製ブルーベリーソースをかけた「レアチーズケーキ」(単品・600円)などを食することができる。なおデザート類はすべて数量限定。
環境省の名水百選(まつもと城下町湧水群は「観光地として素晴らしい名水部門」3位)でも名が挙がる松本市の水で淹れたコーヒーとの相性もばっちり。城下町で優雅なひとときを過ごせる。
【珈琲まるも】
住所:長野県松本市中央3-3-10
時間:9時〜16時
定休日:月曜日・火曜日
電話:0263-32-0115
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