東京都目黒区：ホテル雅叙園東京の24年新作クリスマスケーキお披露目　"2口目、3口目に味が変化する"新作4種登場

東京都目黒区のホテル雅叙園東京が9月4日、「クリスマスケーキ2024試食会」を開催。今回は報道陣向けに2024年のクリスマススイーツ全7種がお披露目された。

2024年の同ホテルのケーキは「2口目、3口目に味が変化する楽しみ」に着目。ムース系の柔らかい素材を使う一方、ヌガーなど非常にかたい生地を同じケーキに使っている。

10台限定の「玉手箱」は、チョコレートでできた2段のお重の中に、ペストリー料理長・生野剛哉さんが28年間作り続けているシグネチャー「シシリアン」をはじめとするプティ・アントルメや、チョコレート、焼き菓子などパティスリー「栞杏1928」の人気商品と、クリスマスの人気ケーキ「嘉山農園の苺ショートケーキ」がぎっしり詰まった玉手箱型のケーキ。価格は税込み31,000円。

数量限定の「ショコラアールグレイ」は、まろやかさとカカオらしさを合わせ持つショコラムースに、ベルガモットの高貴な香りが漂う魅惑的なチョコレートケーキ。ムースに忍ばせたオレンジコンフィが味に変化をもたらす。価格は税込み7,000円。

同じく数量限定の「マロンカラマンシー」は、柑橘の爽やかさに合わせるのは、栗の濃厚な甘さが特徴。力強い酸味とこっくりとした甘みが、互いを引き立て合う個性あふれる味わいをホワイトチョコレートのムースでまとめた。価格は税込み6,800円。中央の家のデコレーションがほっこりする仕上がり。

「フロマージュ・ルバーブ」は、食感を残したルバーブのコンポートをアクセントに、ふわりとしたフロマージュブランのムースと、苺のムースやコンフィチュールが溶け合う一品。華やかなデザインが聖夜を彩る。数量限定。価格は税込み6,500円。

同ホテルが今回「一番チャレンジした」という「ジャポネハーブ・ショコラ」は、66%のカカオを使ったムースやチョコレート羊羹など、食感や風味の違いが楽しいショコラを何層にも重ねた。和製ハーブとしても親しまれる香り豊かなよもぎとの新鮮なマリアージュが特徴。数量限定。価格は税込み6,500円。

本取材会の記者としては、同ケーキが最もおすすめ。見た目からカカオが濃厚すぎるのかな、という印象を受けるが、食べてみるとあっさりしたテイスト。チョコレート羊羹などさまざまな素材を組み合わせ、味わいという点から考えてもフォークをもつ手が動く一品。

定番人気の「嘉山農園の苺ショートケーキ」は、肥料や栽培法にこだわった嘉山農園のイチゴを採用。甘く濃厚な香りと爽やかな酸味が特徴で、その香りはケーキの箱を開けた瞬間に部屋中に広がるほど。イチゴの味わいが際立つよう、スポンジ生地の口どけや生クリームの甘さを計算し尽くしたケーキ。2サイズ提供。価格は4号サイズ・税込み5,000円から。

「シュトーレン」は、しっとりとした生地にドライフルーツのレーズン、チェリー、オレンジピールとアーモンドをたっぷり混ぜ込んだ。スパイスが効いた生地の中央には、老舗が作るドイツ製最高級のローマジパンを使用。薄くスライスしてワインを飲みながら少しずつ味わう、大人の楽しみ方がおすすめ。12月1日より販売。価格は税込み3,200円。

これらクリスマスケーキの予約受付は、10月1日より、PATISSERIE「栞杏1928」にてスタートする。