12月1日が、イタリアのクリスマスケーキ「パネットーネ」を記念する「パネットーネの日」に制定された。
【関連記事】東京・大阪・お取り寄せ:「ブルガリ イル・チョコラート」パネットーネ11月16日より限定発売パネットーネは、北イタリア・ロンバルディア州ミラノ発祥のクリスマスケーキ。リエヴィト・マードレ(自家培養酵母種)を用い、添加物は不使用。焼き上がるまで最低3日かかり、イタリアでは「世界一難しいお菓子」だと言われている。
日本パネットーネ協会は今回、パネットーネの巨匠であるイジニオ・マッサーリ(Maestro Iginio Massari)さんのアドバイスを受け、12月1日に制定することを目指してきた。そして今回、日本記念日協会より12月1日を「パネットーネの日」として記念日登録の正式認定を受けた。
イタリアではアドヴェント(12月25日の4週間前の日曜日からクリスマス・イブまでを指す。待降節とも言われる。期間は毎年不定)に合わせ、12月1日前後からパネットーネの販売が本格化する。毎日少しずつ食べながらクリスマスを待ちわびる人、クリスマスまでに多くのパネットーネを食べ、お気に入りのパネットーネを12月25日に大切な家族と食べる文化がある。
日本パネットーネ協会は、イタリアの伝統菓子「パネットーネ」をつくる職人の技術向上支援、文化継承、国際交流を目的に活動する中、「パネットーネの日」を制定することで、パネットーネ職人がつくるパネットーネの製造、販売を促進、消費者への認知や普及、イタリアの製法にもとづいて職人が手作りするパネットーネを「職人のパネットーネ」として、その価値を啓蒙するという。