東京・西荻窪のカフェ「coniwa(コニワ)」。JR中央線の西荻窪駅・南口から徒歩でおよそ1分ほどの場所に位置する隠れ家的な店だ。
【関連写真】東京・西荻窪の隠れ家的カフェ「coniwa(コニワ)」の他イメージ11枚はこちら同店は、隣町である吉祥寺の人気店「コマグラカフェ」、恵比寿・東京都写真美術館内のカフェ「フロムトップ」の姉妹店にあたる。
この「coniwa」は、西荻窪駅前のコメダ珈琲店やファミリーマートなどが立ち並ぶ通りの一角にある。外から店内がほぼ見えないため(そしてドア上にメガネや宝石の電飾看板もあるため)、通りすがるだけでは何の店なのかわからない。
初見はちょっと勇気がいるが、いざ入ってみると……店内は天井が高い2階建ての内装。キッチンは1階奥に、その手前に客席がある。入口手前の階段を上がった先の2階にも客席がある。昭和モダンの雰囲気で落ち着いた印象。外からはわからなかったが、年齢層問わずお客さんが入ってほぼ満席状態。運良く空いていたテーブル席に腰を落ち着けることができた。
スイーツメニューは「バニラチーズの桜の葉包み」、「いちじくと三河みりんのガトーショコラ」、「プリン いちごのせ」の3種。季節ごとにややトッピングが変わる模様。スタッフの方に聞くと「全部どれも手作りなんです」とのこと。
他にもドリンクメニューやフードメニューが揃う。注文時は1ドリンクオーダーが必須だ。
今回注文した「プリン いちごのせ」は、プリンの上に文字通りイチゴが並べられ、初春らしい食花がトップに添えられていた。ガトーショコラは濃厚な味わいでこちらにも食花が。コーヒーも味わい深い。お皿やコーヒーカップのデザインも印象的だった。
昭和モダンな内装や建物の作りも相まって、まるでドラマの探偵事務所、はたまた秘密基地のよう。プリンを食べながら「ウフフ……」と秘密の作戦会議をするにはもってこいのお店。あまり人に教えたくないタイプのお店だ。しかし、カフェタイムともなると新らしいお客さんが次々やって来る。すでにその存在が、居心地の良さが知れ渡っているらしい。ちょっと残念だが、繁盛しているのは何よりだ。
【coniwa】
住所:東京都杉並区西荻南3-9-12
時間:11時30分〜19時
定休日:月・火
精算:現金・paypay