東京・府中本町:「コーヒー豆型のティラミス」実食 ”器と珈琲の共存”がテーマの「ソイギンコーヒー」を訪問

「コーヒー豆型のティラミス」税込み660円東京都
「コーヒー豆型のティラミス」税込み660円
「コーヒー豆型のティラミス」税込み660円
「コーヒー豆型のティラミス」税込み660円

 東京・府中本町に2025年11月24日、”珈琲と器の共存”をテーマにしたカフェ「ソイギンコーヒー(SOIGIN COFFEE)」がオープンした。今回はお洒落なビジュアルが目を引く「コーヒー豆型のティラミス」を実食しつつ、店主・福田晋吾さんに話をうかがった。

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「ソイギンコーヒー(SOIGIN COFFEE)」外観のイメージ
「ソイギンコーヒー(SOIGIN COFFEE)」外観のイメージ

 同店はJR南武線・府中本町駅より徒歩1分の好立地にある。立川方面行きの南武線を降車し、ホームの柵からほんの少し身を乗り出すと青緑色の店舗が見える。東京競馬場改札とは反対側の改札を抜けて左へ曲がり、少し錆びた階段を降りると、すぐ目の前にある。

「ソイギンコーヒー(SOIGIN COFFEE)」店内のイメージ
「ソイギンコーヒー(SOIGIN COFFEE)」店内のイメージ

 店内に入ると、左側には長崎県の伝統工芸品「波佐見焼」が種類豊富に並び、目の前にはレジカウンター兼コーヒー抽出やスイーツの製造ブースがあり、右側には2名用テーブルが5つ並んでいる。入口側の壁は全て大きな窓ガラスになっており、日当たりがよい。肌寒さを感じる季節なら、日向ぼっこを兼ねて窓際席を選ぶのもよさそうだ。

 同店の客層は、およそ女性7割と男性3割。30代前後~シニア世代が多く訪れる。滞在時間の平均は、1時間~1時間30分程度。

「ソイギンコーヒー(SOIGIN COFFEE)」店内のイメージ
「ソイギンコーヒー(SOIGIN COFFEE)」店内のイメージ

 福田さんの実家は、長崎県波佐見町で65年続く「福田陶器店」。職人が手がけた陶器を百貨店などに卸して販売している。福田さんの「実家に恩返しがしたい」、「波佐見町に足を運ぶ人が増えてほしい」との思いから、「ソイギンコーヒー(SOIGIN COFFEE)」でも波佐見焼を取り入れる。波佐見焼は、販売ブースに並べた品の他、カフェメニューの提供時に使用している。店内での飲食を通じて、波佐見焼の魅力に触れることができる。

 メニューの考案で最も大事にしていることは「なぜそれを作ったのか?」。「興味を持ってくれた人が、実際に波佐見町に足を運んでくれたら」という思いを胸に、福田さん自身の人生に関わる食材を取り入れることもあるという。

 例えば、4月上旬より販売中の「広島県瀬戸田産レモンのバスクチーズケーキ」は、福田さんの父親が広島県出身であることから、親戚の農家から直送された瀬戸田産レモンを採用している。仕込みの都合により、スイーツは全品、各日10個前後を目途に販売。

左から「ソイギン ブレンド」税込み700円、「コーヒー豆型のティラミス」税込み660円
左から「ソイギン ブレンド」税込み700円、「コーヒー豆型のティラミス」税込み660円

「コーヒー豆型のティラミス」は見た目と味わいともにこだわり尽くした、”コーヒーを味わう一品”。レシピは、福岡県で20年以上パティシエをしている福田さんの弟が考案し、同店を手伝っているパティシエスタッフとともに約1ヵ月費やして完成させた。

 こだわりのポイントは、同店のオリジナルコーヒー「ソイギン ブレンド」の豆を使用していることと、コーヒー豆型であること。

「コーヒー豆型のティラミス」仕上げている様子
「コーヒー豆型のティラミス」仕上げている様子

 ティラミスケーキ本体の構成は、カカオ65パーセントのチョコレートとコーヒーを合わせたクリームと、マスカルポーネクリームを重ね、中心部にエスプレッソに漬けたスポンジ生地を忍ばせている。

「ソイギン ブレンド」は、スポンジ生地に浸すエスプレッソに使用。同ケーキを、ジグザグ模様を描いたエスプレッソソースとクランブルの上に置き、仕上げにココアパウダーを振りかけている。

「コーヒー豆型のティラミス」断面のイメージ
「コーヒー豆型のティラミス」断面のイメージ

 一口食べると、なめらかな舌触りと濃厚な味わい、マスカルポーネのコク、口の中に広がるチョコレートとコーヒーの余韻に驚く。一般的なティラミスよりも小ぶりな名刺サイズだが、価格も含めて納得感がある。

 少しビターなチョコレートを使用することで全体に一体感が生まれ、濃厚な味わいも堪能できる。ひと口ずつ余韻に浸りながら、じっくりと味わいたくなる一品だ。

「ソイギン コーヒー」波佐見焼のセラミックフィルターで淹れている様子
「ソイギン コーヒー」波佐見焼のセラミックフィルターで淹れている様子

 ペアリング用のドリンクは、ティラミスにも使用した「ソイギン コーヒー」のブラックを頂いた。しっかりとしたボディが特徴のブラジル産、柑橘を思わせる爽やかな香りのエチオピア産、スパイシーなインドネシア産の3種のコーヒー豆をブレンドしている。中深煎りのため、ラテにするのもよい。

 ティラミスの合間に飲んでみると、コクがありながらもさっぱりとした味わいで、ティラミスの濃厚さを邪魔しない。かといってコーヒーが脇役になることもなく、”互いが主役”のような印象を受けた。

 なお、スイーツのみの利用は不可(1ドリンク制)。展示されている波佐見焼の購入も可能。

【ソイギンコーヒー】
住所:〒183-0027 東京都府中市本町2-20-20 ルシェリ・メゾン1階
時間:10時~17時
席数:10席
定休日:火曜日(月曜は不定休)
電話:042-306-6650

「コーヒー豆型のティラミス」を仕上げている様子「コーヒー豆型のティラミス」税込み660円「コーヒー豆型のティラミス」税込み660円「コーヒー豆型のティラミス」税込み660円左から「ソイギン ブレンド」税込み700円、「コーヒー豆型のティラミス」税込み660円「ソイギン コーヒー」波佐見焼のセラミックフィルターで淹れている様子「ソイギン コーヒー」波佐見焼のセラミックフィルターで淹れている様子「ソイギン ブレンド」税込み700円「ソイギン ブレンド」税込み700円「ソイギンコーヒー(SOIGIN COFFEE)」外観のイメージ

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