那覇空港で人気がじわり拡大中　沖縄独自のレモンケーキ文化を再解釈した新定番スイーツ「ヒラミーレモンケーキ」

　沖縄発のフルーツタルト専門店「オハコルテ」が手がける「ヒラミーレモンケーキ」。那覇空港で人気拡大中の新定番スイーツだ。参考価格は2個入り・税込み727円。

　沖縄県では、清明祭（シーミー）や旧盆などの行事でお供えする菓子として、レモン型のケーキが長く親しまれてきた。チョコレートでコーティングされたその形は、先祖供養の場に添えられる“甘い記憶”として多くの家庭に受け継がれている。

　同店は”お供え菓子”として親しまれてきた沖縄独自のレモンケーキ文化を受け継ぎ、同店の感性を重ね、今の時代に合う新しい形で再解釈。沖縄県産の「シークヮーサー（ヒラミレモン）」を使い、爽やかな酸味とふんわりとした食感に仕上げた焼き菓子である同ケーキを展開する。

　同店は、同ケーキの認知度拡大を目指し、那覇空港店で各種施策を新たに開始。那覇空港店では購入者が増加傾向にあり、沖縄土産としての需要が拡大している。

　また、免税対応の開始に向けて申請手続きを進めている他、ふるさと納税返礼品としての取り扱いに向けた準備も進めているという。