
洋生菓子を展開するモンテールは11月1日より、スイーツ「糖質を考えた」シリーズをリニューアルしてブランド名とパッケージを一新。全国スーパーマーケットにて、「6Pスイータス・プチシュークリーム」、「3Pスイータス・プチエクレア」、「スイータス・どら焼き」の3商品を販売する。税込み希望小売価格はそれぞれ172円(沖縄県のみ213円)。
【関連写真】11月より発売されるモンテール新商品、イメージ16枚同シリーズは糖質量10グラム以下の商品を展開。10年前の発売当初と比べて、「糖質を考えたプチシュークリーム」は発売月比が約450パーセント、「糖質を考えたプチエクレア」は350パーセントアップした。改廃の多い洋生菓子コーナーで定番するなど高評価を受け、ブランド名を「スイータス」に変更。味わいも「よりおいしく改良した」(モンテール担当者)という。

「6Pスイータス・プチシュークリーム」は、なめらかなミルククリームが楽しめる、糖質量1包装・8.3グラムのひと口サイズのシュークリーム。 ミルククリームには自社で低温殺菌した牛乳、新鮮な卵を使った自家炊きカスタードにオリジナルホイップや練乳をブレンドし、風味豊かでミルキーなクリームが楽しめる。1粒でも満足感を感じられるようコクと甘さの余韻が心地よく広がる味わいに仕立てた。

特にカスタードは、スイータス専用のものを開発。カスタードの砂糖を食物繊維「イヌリン」で代替し、糖質量を下げることに成功。小麦粉と砂糖の量を減らしながら、コクとなめらかな口当たりを実現したという。実際に食べてみると、あっさりしてはいるが甘味を感じられる。

「スイータス・どら焼(あんこ&ホイップ)」はミルククリームとオリジナルのあんこをふんわりとした生地でサンドした糖質量9.9グラムのどら焼き。生地は糖質量が多い小麦粉や砂糖を減らし、フラクトオリゴ糖、食物繊維(イヌリン)などを配合し、ふんわりと歯切れの良い生地に仕立てた。

小豆の風味豊かな味わいの専用あんこは、定番品のあんこと比べて糖質量を40パーセントほど抑え、ミルククリームとの調和が楽しめる。
2022年に販売開始されたどら焼き商品は、満足がいく味わいになるまで約7年かかり、「最も苦戦した」という。今回のリニューアルにあたっても同ブランド専用の生地を開発。砂糖を減らし、血糖値に影響しにくいエリスリトール、フラクトオリゴ糖を配合。さらにイヌリンや卵を組み合わせ、小麦粉や砂糖を減らしながらも、厚みのある生地を生み出した。

「3Pスイータス・プチエクレア」は、家炊きカスタードと北海道産生クリームをブレンドしたなめらかなミルククリームを生地に詰め、チョコをコーティングして仕上げた。

また、ワッフルやロールケーキのリニュアル予定を問われて同担当者は「決定している計画はないですが、喜んでいただける方もたくさんいらっしゃいます。いつかそういった展開もできれば」と述べるにとどめた。
なお、販売エリアでも取り扱いのない店舗あり。
















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