
タルト専門店「キル フェ ボン」は10月16日〜11月15日、創業35周年を記念した3種のタルトを、全12店舗にて販売する。販売に先がけて10月6日、東京都内でメディア向けの試食会が行われた。

35周年という節目に販売される限定タルトは、いずれも、食材で「秋の実り」を表現しながら、同店ならではの、新たな挑戦や遊び心が随所に盛り込まれている。

光溢れるガーデンを彷彿とさせる「A Garden Eternal」は、フラワークリエイター・篠崎恵美さんが主宰する「edenworks」とのコラボレーション。篠崎氏が手掛けたフラワーアレンジメントを、パティシエがタルトで表現した一品。フルーツ6種の他、ハーブや野菜など合計14種の食材をふんだんに使用している。
実食して驚かされるのが、ゴロゴロとふんだんにあしらわれたみずみずしいフルーツと、ムースリーヌやキャラメルムースのまろやかなコクの見事な調和だ。そこにソテーした洋ナシの食感が加わり、一口ごとに異なる表情を楽しませてくれる。後味にはさわやかな余韻が残り、もうひと口と手を伸ばしたくなる味わい。
花に見立てたリンゴやドライフラワーも繊細にあしらわれ、まるで庭に咲く花々を眺めているよう。食べる前から心を弾ませてくれる、そんな演出も同店ならではの魅力だろう。

パティシエのこだわりが詰まった「アップルパイのタルト」は、驚くほど軽やかな食感と素材本来の味わいを楽しめる一品だ。35年の歴史を誇る同店だが、バターが生地の一番外側にくる「フィユタージュ・アンヴェルセ(逆さ折りパイ)」を初めて採用し、ほろほろとほどける口当たりに仕上げた。通常のパイ生地よりもサクサクとした食感を楽しめる。

一口食べると広がるのは、リンゴ本来の優しい甘さと豊かな風味。追うように、パイ生地の香ばしい香りがふわりと鼻へ抜けていく。誰もが楽しめる味わいを目指し、あえてシナモンを使っていないこともあり、素朴でやさしい味わいもまた魅力。オリジナルで手がけたという、リンゴの葉をイメージした愛らしいパイやミントが彩りを添え、シンプルな中にも遊び心を感じさせる。

秋の栗を最も旬の時期に味わってほしいという思いが込められた「熊本県産『利平栗』のモンブランタルト」は、さまざまな形で栗の味わいを堪能できる一品。「栗の王様」とも称される利平栗は、粒の大きさはもちろん、豊かな香りと濃厚な甘味も特徴。ペースト、ムース、絞りクリーム、生地にまで栗を使用し、表面にはゴロゴロとした栗の果肉をふんだんにあしらっている。
食べるとすぐに広がるのは、利平栗の芳醇な香りとリッチな味わい。食べ進めるほどに栗の風味が濃厚さを増し、ほくっとした栗の果肉が食感のアクセントと満足感を添えてくれる。一番外側にあしらわれたクロッカンノアもまた、ザクザクとした小気味よい食感と存在感のある佇まいで、全体を引き締めている。 栗の魅力を余すところなく楽しめる、栗好きにはたまらない一品だ。
なお、グランメゾン銀座では、「ずっと続いていく庭―A Garden Eternal―」をテーマにした店内装飾も展開される。表示価格はテイクアウト時の価格。









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