
東京・谷中発のアップルパイ専門店「マミーズ・アン・スリール(mammies an sourire)」。全3店舗をかまえる人気店だ。千代田線・千駄木駅からほど近い谷中本店に足を運び、定番人気商品「アップルパイ」を実食してみた。
1995年創業の「マミーズ・アン・スリール」は、母親がアップルパイ好きの子どもたちを喜ばせようと、家庭で焼き始めたのが原点だという。素朴で懐かしい味わいが近所で評判となり、車での移動販売を経て店舗を展開。2004年には谷中店をオープンし、2024年に同店を「谷中本店」に改称。店名にある「スリール」は仏語で「笑顔」を意味し、創業から30年以上にわたって「お母さんの味」を受け継いでいる。各商品は、合成着色料・保存料ゼロで手がけている。

今回は、中ホール(直径15センチ、税込み2,390円)を購入。店頭で事前にカットしてもらうことも可能で、6等分にしてもらった。中ホールは比較的小ぶりで、少人数でも食べやすい点がありがたい。

同商品は、甘さ控えめな自家製カスタードの上に、大ぶりに切ったリンゴをたっぷりのせ、サクサクのパイ生地で包んだ一品。同店の看板商品であり、不動の人気ナンバーワンを誇る。
まず目を引くのが、その断面。中にはリンゴとカスタードがぎっしりと詰まっており、見ているだけでも食欲をそそられる。特に果肉の存在感が大きく、リンゴを堪能できそうな仕上がりだ。

さっそく実食してみると、これが非常に食べやすい。甘さを抑えたカスタードがリンゴ本来の味わいを引き立てており、全体的にくどさがない。パイ生地との相性も良く、次から次へと食べ進められる。ボリュームはありながらも、重たさを感じにくい点が魅力的だ。

さらに、推奨されている温め方も試してみた。ラップをかけず、電子レンジ600Wで1分加熱。すると、カスタードがやや溶けてしまったものの、リンゴの味わいがこれまたグレードアップした。
温められた果肉はほくほくとした食感になり、口に運ぶたびに風味が広がる。常温でも十分に楽しめるが、温めることで違った魅力を発見できた。特に肌寒くなる秋冬には、温かなアップルパイの味わいが身にしみる。
同店では他にも、ラムレーズンとシナモンを加えた「大人のアップルパイ」や、2種類のクリームを使った「Wクリームアップルパイ」などを展開。期間限定の商品も複数用意されており、どれも食べたくなる顔ぶれだ。

リンゴの持ち味を生かした優しい甘さに加え、温めても楽しめる看板商品。食べ終わる頃には、他のパイにも手を伸ばしたくなった。千駄木に足を運んだ際には要チェックだ。
なお、使用するリンゴの品種は時期によって異なる場合あり。
【谷中本店】
住所:〒110-0001 東京都台東区谷中3-8-7
時間:10時30分〜17時
定休日:不定休
電話:03-3822-8166(FAX共用)






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