【レポート】高輪ゲートウェイ駅をスイーツで盛り上げる　焼きシュークリームや厚生地パンケーキ提供「MAISON CLASSIC」系列3店舗が同時オープン

高輪ゲートウェイ駅の南改札側に3月27日、エキナカシュークリーム工場「MAISON CLASSIC FACTORY」、エキナカラウンジ「MAISON CLASSIC SALON」、エキナカコーヒースタンド「MAISON CLASSIC CAFE」の3店舗が同時オープンする。オープンに先立ってメディア向けの先行試食会が行われた。

高輪ゲートウェイ駅に直結し、新しい文化・ビジネスの発信地を目指す「TAKANAWA GATEWAY CITY」が3月27日に正式オープンする。

南改札を出た3階フロアに位置する工房一体型テイクアウトシュークリーム専門店「MAISON CLASSIC FACTORY」は、駅を見下す場所にあるガラス張りの工場で、シュークリームの製造工程を見ることができ、臨場感たっぷり。

看板商品はキャラメリゼされる場面がガラス越しに見られる「ブリュレシュークリーム」。シュー生地の中に入っているカスタードクリームにカソナードという砂糖をかけ、焼きごてで焼き色をつける。焦がした砂糖の香ばしさとカスタードの濃厚な甘さが対照的に作用し、シュー生地の風味・カスタードの濃厚な味わい・キャラメルの苦味が調和した一品。各日11時・13時・15時・17時に各60個ずつ限定販売する。

なおシュー生地は、柔らかいものから食べ応えのあるハードなものまで、硬さ違いの3種類から選択可能。同店いわく、焼き立てはもちろん、冷えてキャラメルなどの味わいや食感が整ったタイミングもおすすめだという。持ち帰り後は冷蔵推奨。

「MAISON CLASSIC SALON」は、シュークリーム工場「MAISON CLASSIC FACTORY」の隣に位置するティーサロン&バーラウンジ。昼は焼きたての「ダッチベイビーパンケーキ」や名物の紅茶が楽しめるティーサロン、夜はオリジナルカクテルや「東京八王子蒸留所」とコラボレーションして作ったオリジナルのジンが味わえるバーラウンジになる。

「高輪ブレスト」1,400円 — 「高輪ブレスト（TAKANAWAブレスト）」1,400円

「高輪ブレスト（TAKANAWAブレスト）」は、高輪ゲートウェイシティ開業を記念して考案したスイーツ。山手線と鉄道の車輪から連想させた形と色。また、始発駅としてここからスタートし各地を巡り、最後は終着駅として戻ってきてほしいという願いも込めたという。シュー生地にはカカオパウダーを使用。土佐ベルガモットコンフィチュール・抹茶クリーム・チョコレートクリーム・デーツピューレ・グリオットピューレで構成。開発担当者の松浦さんは「パリブレストからアイデア、ヒントを得て開発した」と言い、「抹茶とベルガモットで和製アールグレイを表現しました」と補足する。

「ダッチベイビーパンケーキ」2,500円 — 「ダッチベイビーパンケーキ（季節のフルーツ・コンフィチュール・クレームディプロマット・クレームシャンティ・メープルシロップ）」2,500円

「ダッチベイビーパンケーキ」は、「MAISON CLASSIC FACTORY」のシュー生地と同じ材料で作ったパンケーキ。重たすぎず軽すぎない食べやすさとボリューム感を意識。別皿でフルーツやコンフィチュール、クリームなどのスイーツ系セットや、ベーコン、半熟卵、アボカドなどを揃えたオカズ系セットを選べる。価格は1,980円から。

また、松浦さんは「手作りのおいしさを伝えたいということを大きな軸にしています」と言い、「人員不足や効率を考えると、店舗で一から作るのは難しい。我々はファクトリーをかまえ、パン生地から作ることができる」と話す。