40〜50代女性に支持される「ハーフビュッフェ」人気 “食べ放題”より選ばれる理由

スイーツのイメージ編集部
スイーツのイメージ
スイーツのイメージ
スイーツのイメージ

 ホテルレストランを中心に、「ハーフビュッフェ」や「セミビュッフェ」と呼ばれる食事スタイルの存在感が高まっている。OZmallを運営するスターツ出版の発表によると、ホテルレストランを中心に提供されるハーフビュッフェの予約数は、2026年2月から5月にかけて約1.3倍に増加。2026年3月〜4月23日までの予約者数集計では、40〜50代女性ユーザーの予約が全体の半数を占めたという。

【関連記事】日本橋三越本店:19年ぶり食品フロア改装 百貨店閉店ラッシュの時代に令和の消費者へ照準
スターツ出版の統計より
スターツ出版の統計より

「ハーフビュッフェ」とは、一部の料理をビュッフェ形式で楽しむ食事スタイルを指す。主流となっているのは、メインディッシュのみオーダー式で提供し、前菜やデザートをビュッフェ形式にする形、あるいはコース料理にデザートビュッフェを組み合わせる形だ。すべてを自分で取りに行くフルビュッフェではなく、レストランらしい着席感と、好きなものを選べる自由度を両立した形式と言えそうだ。

スターツ出版の統計より
スターツ出版の統計より

 同発表によると、 特に40〜50代女性に支持されている。厚生労働省の2024年国民生活基礎調査では、世帯主の年齢階級別の1世帯当たり平均所得金額は「50〜59歳」が750万円で最も高く、「40〜49歳」も739万8千円と高水準だった。 また、令和6年賃金構造基本統計調査では、女性一般労働者の賃金は45〜49歳が29万8,000円でピークとなり、50〜54歳も29万5,400円、55〜59歳も29万4,000円と大きく落ち込まない。

 この世代は、仕事や家庭での経験を重ね、外食に対して「量」だけでなく「質」や「空間」、「会話のしやすさ」、「失敗しにくさ」を重視しやすい層とも捉えることができる。所得の面から考えても、外食の主力消費層になりやすい傾向だ。

 つまり、40〜50代女性は、外食に一定の支出余力を持ちながら、若年層のように「とにかく量を食べたい」だけでは動きにくい層でもある。上記発表でも、「あまりたくさん食べられなくなってきた」、「質の良いものを少しずつ種類豊富に食べたい」といったニーズが紹介されている。「ハーフビュッフェ」は、メイン料理でレストランとしての満足感を担保しつつ、前菜やデザートで“選ぶ楽しさ”を加えられるため、この世代の外食感覚に合いやすい。

 物価高が続く中、外食は以前よりも「納得して選ぶもの」になっている。「ハーフビュッフェ」は、フルビュッフェほど慌ただしくなく、コース料理ほど選択肢が固定されない。食事量や好みが異なる相手とも利用しやすく、ホテル側にとっても客単価と満足度を両立しやすい。人気の背景にあるのは、単なる食べ放題需要ではなく、「上質なものを少しずつ、自分のペースで楽しみたい」という大人世代の外食ニーズとマッチした結果と考えることもできる。

【関連記事】
ファミリーマート:過去最大級の全28商品揃う「アフタヌーンティー」フェア、6月16日より全国展開

モンテール×桔梗信玄餅:和素材組み合わせたコラボスイーツ3品、7月1日より展開

ハーゲンダッツ:お手頃価格でダブルの味わい 新ミニカップ「ジェラーティ」シリーズ2種、6月末より全国発売

ケーキコラムビュッフェレストラン期間限定知る編集部

CakeNews-ケーキニュース-
テキストのコピーはできません。
タイトルとURLをコピーしました