
銀座コージーコーナーは9月1日より、全国の生ケーキ取り扱い店舗にて、通年商品の「モンブラン」および「渋皮栗のモンブラン」をリニューアル発売した。今回は、リニューアル後のモンブラン2種を食べ比べてみた。
【関連写真】リニューアルした「モンブラン」&「渋皮栗のモンブラン」他イメージ6枚

同商品は、昨年9月にもリニューアルされており、当時は「味の差し引き」に着目していた。「モンブラン」は黄色のマロンあんと、マロンダイス入りクリームの甘さを控えめにし、「渋皮栗のモンブラン」は仕上げの渋皮栗あんを、厳選したマロンペースト4種をブレンドして作るように変更された。

2026年はさらに、「口溶けと栗の風味の向上」に着目してリニューアル。昔ながらの「モンブラン」は、スポンジ生地の中になめらかなカスタードクリームを閉じ込め、栗ダイスの食感とラム酒の香り豊かなクリームを重ねている。表面は、栗甘露煮を砕いて混ぜ込んだ甘さ控えめの黄色いマロンあんで覆い、トップには生クリーム入りのホイップクリームと栗甘露煮をあしらっている。
一口頬張ると、栗の優しい甘みがダイレクトに伝わり、余韻までしっかりと残る。黄色のマロンあんは、舌にまとわりつくほどの高密度だ。

栗甘露煮入りのクリームは、小さくカットされた栗甘露煮がたっぷり入っている。どこをすくっても栗のゴロゴロとした感触が楽しめる。また、先にクリームが溶けることで、栗のホクホク感を堪能できるのも魅力だ。王道ならではの優しくてどこか懐かしい甘みで、全世代に好まれるような一品に仕上がっている。

「渋皮栗のモンブラン」は、スポンジ生地の中に栗カスタードクリームを閉じ込め、上面には渋皮栗の粒入りチーズクリームと渋皮栗あんを絞っている。仕上げは、トップにクリームを絞り、渋皮栗の甘露煮を乗せている。
実食すると、王道の「モンブラン」とは全く雰囲気が異なり、口いっぱいに深い味わいが広がる。ハロウィンが過ぎ、落ち着いて冬を待っているようなイメージだ。おやつ時間もよいが、食後にじっくり味わいたくなる。

全体的に、甘栗のような素朴な風味が凝縮しており、栗好きにはたまらない。栗カスタードには熊本県産蒸し栗のペーストを、仕上げの渋皮栗あんには、熊本県産蒸し栗のペーストをはじめとする栗ペースト4種やバター、生クリームを使用している。いずれも、主役の魅力を引き出せるように、合わせる素材やバランスにこだわった印象を受けた。

表面の栗あんは、とにかく味わい深く、つい温かいお茶に手が伸びる。栗の風味がギュッと凝縮しており、トップのクリームと一緒に食べると、ほどよく軽やかな味わいと舌触りになり、おすすめだ。
2種のモンブランのリニューアルを実感できる部分は、スポンジ生地とクリームの一体感の高さだ。スポンジ生地は、わらび餅をつまんだのかと思うほど、ふんわり柔らかい。これに、濃厚さや軽やかな口溶け、なめらかさやほどよい余韻を重視した異なるクリームがそれぞれ合わさることで、素材本来の風味と心地よい口溶けが同時に楽しめるモンブランが誕生した。
なお、北海道、九州地方、福井県、京都府、滋賀県、鳥取県、島根県、山口県、愛媛県および高知県には、生ケーキ取扱店舗なし。はちみつを使用しているため、1歳未満の子供には与えないように要注意。






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